GXT 4.2リリース
Sencha

GXT 4.2リリース

2024-10-10 191 Views
表示

Senchaチームは、GWT (旧 Google Web Toolkit) コンパイラを使用してWebアプリケーション開発を行う包括的なSencha Javaフレームワーク「GXT」のバージョン4.2をリリースしました。GXTを用いれば、Javaコードをコンパイルすることで、高度に最適化されたクロスプラットフォームHTML5アプリケーションを構築できます。

Sencha GXTには、 HTML5 JS グリッド、ツリー、リスト、フォーム、メニュー、ツールバー、パネル、ウィンドウなど、高性能かつフルカスタマイズ可能なコンポーネントが多数含まれています。新機能に興味を持たれた方は、ぜひお試しください。

GXT 4.2リリースでは、多くのユーザーの要望に応え、Java LTS 17/21およびGoogle Web Toolkit(GWT)バージョン 2.11.0をサポートしています。

GXT 4.2の機能ハイライト

最新のJava LTSおよびGWTのサポート

GWT 2.11.0サポート: Google Web Toolkit(GWT)は、フロントエンド開発者がJava APIとウィジェットを使用してブラウザベースのJavaScriptアプリケーションを作成可能にするオープンソースツールセットです。

GXT 4.2を使用することで、ユーザーはJava LTS 17/21およびGWT 2.11.0を用いて、フロントエンドとバックエンドのコードを作成できます。GWT 2.11.0では、Javaエミュレーションとランタイム修正が大幅に強化され、最新のJavaが提供する機能のサポートが向上しています。開発者は、最新の構文とJava SDK機能を活用して、コードビルドを簡素化、最適化し、Java 11、17、21を用いてコードを記述できるようになりました。このアップデートにより、GWTアプリケーションの開発効率化とともに、最新のJava 機能を容易に使用できるようになります。

GWT 2.11.0は、2024年1月にリリースされたGWTの最新バージョンです。詳細については、GWTプロジェクト リリースノートを参照ください。

GXT 4.2にアクセスするには

有効なサポートサブスクリプション契約に加入しているユーザーは、以下の2つの方法で、GXT 4.2をダウンロードできます。

  • Senchaサポートポータルからzipバージョンにアクセスします。
  • MyGetでホストされているMavenリポジトリからバージョン4.2をダウンロードします。

※ MyGetへのアクセスを希望する方は、Senchaサポートポータルにお問い合わせください。

GXTのサポートサブスクリプションに加入していない方は、トライアル版をお試しください。

無料トライアルを用いれば、30日間 GXT 4.2を試用できます。140以上のUIコンポーネントを含むフル機能のライブラリにより、開発サイクルをスピードアップできるその手法を、ぜひ直接ご確認ください。

GXT 30日間無料トライアルをダウンロード

GXT 4.2.0のドキュメント

Senchaチームは、すべての分野において開発者コミュニティの皆さんによりよいサービスを提供するべく取り組んでいます。ぜひ最新のGXT 4.2.0をお試しください。

アップデートについては、Twitter や Youtube チャンネル (日本語はこちら:TwitterYoutubeチャンネル)をご覧ください。ぜひ、新バージョンでよりよいアプリの開発に取り組んでください。

Sencha Discord サーバーに参加する

Senchaコミュニティへの参加を検討している方は、数多くのExt JS エキスパートによるアドバイスやナレッジの共有が可能なSencha Discord Serverにご参加ください。参加は無料。ぜひ、コミュニティメンバーに加わってください。

  • Sencha MVPが参加
  • Senchaの開発者が数多く参加
  • Sencha製品に関する理解、啓蒙を促進
  • コミュニティへの参加、貢献が可能
  • その他数多くのメリットが…
表示
Ext JS開発を今すぐ始めよう

140以上のコンポーネントと強力なツールでWebアプリを10倍速く構築

最新記事
Rapid Ext JSの提供を開始 - Ext JSアプリケーション開発のためのローコードエディター

Ext JS開発を効率化し、生産性を加速する革新的なローコードエディター「Rapid Ext JS」の正式リリース「バージョン 1.0」の提供を開始しました。Sencha Ext JSを利用している開発者は、開発プロセスを効率化し、スムーズかつスピーディにWeb開発を推進できます。この記事では、Rapid Ext JSがExt JS開発プロジェクトの効率化にどのように貢献するのか、その主要な機能とともに紹介します。

Sencha Architect 4.3.6リリース

Senchaチームは、Sencha Architect バージョン4.3.6の提供開始を発表します。この新バージョンでは、4.3.5リリースをベースとして、Ext JS 7.8での品質強化を受け、Classicツールキット向けの新機能Froalaサポートが追加されたほか、シームレスなインストール、容易なアップグレードプロセス、さらなる品質向上が図られています。

Sencha 2024/2025ロードマップ

このブログ記事では、近い将来に計画しているSencha製品のリリースについての詳細を説明します。Sencha チームでは、日々お客様と対話を続けており、皆さんのフィードバックが、製品全体の方向性の決定に大きな役割を果たしています。ロードマップアップデートの詳細を説明する前に、ここ数ヶ月で提供した内容についてまとめておきたいと思います。

その他の記事

おすすめ記事

Rapid Ext JSの提供を開始 – Ext JSアプリケーション開発のためのローコードエディター

Ext JS開発を効率化し、生産性を加速する革新的なローコードエディター「Rapid Ext JS」の正式リリース「バージョン 1.0」の提供を開始しました。Sencha Ext JSを利用している開発者は、開発プロセスを効率化し、スムーズかつスピーディにWeb開発を推進できます。この記事では、Rapid Ext JSがExt JS開発プロジェクトの効率化にどのように貢献するのか、その主要な機能とともに紹介します。

Sencha Architect 4.3.6リリース

Senchaチームは、Sencha Architect バージョン4.3.6の提供開始を発表します。この新バージョンでは、4.3.5リリースをベースとして、Ext JS 7.8での品質強化を受け、Classicツールキット向けの新機能Froalaサポートが追加されたほか、シームレスなインストール、容易なアップグレードプロセス、さらなる品質向上が図られています。

Sencha 2024/2025ロードマップ

このブログ記事では、近い将来に計画しているSencha製品のリリースについての詳細を説明します。Sencha チームでは、日々お客様と対話を続けており、皆さんのフィードバックが、製品全体の方向性の決定に大きな役割を果たしています。ロードマップアップデートの詳細を説明する前に、ここ数ヶ月で提供した内容についてまとめておきたいと思います。

Ext JS 7.8リリース

このたび、Senchaチームは、Sencha Ext JS 7.8のリリースを発表しました。このリリースでは、7.7リリースに続き、Grid、Timefield、Chart、TreePanelなどユーザーの皆さんからの要望に応え、ModernおよびClassicツールキットに数多くの品質強化を行っています。また、Ext JS 7.8には、Classicツールキットの新機能Froalaに加え、CheckBox、Grid、DataViewの改善、Grid、Combo、CheckBox、Chart、Date Field、TreePanel、Storeなどに対する要望の多かった機能、双方のツールキットに対する品質改善が含まれます。

Ext JS 7.7リリース

このたび、Senchaチームは、Sencha Ext JS 7.7のリリースを発表しました。このリリースでは、7.6リリースに続き、Grid、Modern Sliderfieldなどユーザーの皆さんからの要望の多かった機能の強化に加え、双方のツールキットで、Grid、Chart、TreePanel、Timefield、ComboBox、Storeなどにフォーカスして品質改善を行っています。

Rapid Ext JS ベータ版を公開

今回、Rapid Ext JSベータ版をリリースしたことを発表します。このベータ版によって、新たに提供されるハイパフォーマンスツールを早期にお試しいただくことができます。すでに Sencha Ext JSを利用されている方は、新たにラインナップに加わるSencha Rapid Ext JSの登場を歓迎されていることと思います。Rapid Ext JSは、強力なローコード エディターであり、Ext JSによる開発をスピードアップすることが可能です。 この記事では、Rapid Ext JS のハイライトを紹介します。

ブログ記事一覧