Sencha Ext JSライセンスモデルの重要な変更
2026年4月1日より、Senchaは完全にサブスクリプションライセンスモデルに移行します。これに伴い、新規の永久ライセンスの販売は、2026年3月31日で終了します。この記事では、ライセンスモデルの変更内容、その理由、そしてそれがお客様の予算にどのような影響を与えるかについて説明します。

ライセンスモデル変更の理由
サブスクリプションモデルの導入により、すべてのアップデートを、大規模かつ不定期なリリースにまとめて提供するのではなく、継続的に提供できるようになります。具体的には、以下のような変更となります。
セキュリティおよびブラウザ対応のアップデートをスピードアップ: 脆弱性やブラウザの変更は、Senchaのリリーススケジュールに基づいて行われるわけではありません。サブスクリプションにご加入いただくことで、次のメジャーバージョンのリリース時ではなく、準備が整った時点で修正プログラムがリリースされるようになります。
AIツールの継続的な改善: Senchaでは、AI支援開発機能を積極的にプラットフォームへ組み込んでいます。サブスクリプションモデルにより、バージョンアップ時までこうした新機能を保留にすることなく、準備が整い次第段階的に提供できます。
より予測可能なリリース: Ext JS、Rapid Ext JS、ReExt、または関連製品を利用している方も、今後はより安定したアップデート頻度が期待できます。
予算への影響
今後6~12ヶ月以内にライセンスの追加を検討されている場合、タイミングが重要になります。Ext JS Enterprise を5ライセンス、3年間使用した場合の直接的なコスト比較は以下のとおりです。
| ライセンスの種類 | 3年間の費用(税別) |
|---|---|
| 永続ライセンス(2026年3月31日まで利用可能) | ¥3,260,000 |
| サブスクリプション(2026年4月1日以降はこのオプションのみ) | ¥5,295,000 |
| 潜在的な費用差 | ¥2,035,000 |
永続ライセンスを検討されている方は、3月31日までにご購入ください。
次に何をすべきか
近い将来、チームの規模拡大やライセンスの追加を検討されている方は、今すぐライセンス要件をご確認ください。Sencha製品の購入に関するご相談は、こちらまでどうぞ。
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