Ext JS 7.7リリース
このたび、Senchaチームは、Sencha Ext JS 7.7のリリースを発表しました。このリリースでは、7.6リリースに続き、Grid、Modern Sliderfieldなどユーザーの皆さんからの要望の多かった機能の強化に加え、双方のツールキットで、Grid、Chart、TreePanel、Timefield、ComboBox、Storeなどにフォーカスして品質改善を行っています。
品質の向上と開発者の生産性の向上
Gridの機能強化には、スクロールエクスペリエンスの向上、列のソート状態、セル編集、行編集などが含まれます。
- Ext JS ModernとExt JS Classicで同等の機能を提供:
- TimefieldおよびCalendar Modernコンポーネントの改善
- ClassicおよびModern双方でのChartコンポーネントの改善
- Grid ColumnのFirefoxユーザー エクスペリエンスの強化
- Grid (ARIA)のアクセシビリティ向上
詳細については、Ext JS 7.7リリースノートを参照してください。
Sencha Architectの強化
- ユーザーが選択したExt JSバージョンのフレームワーク、テンプレート、およびその他の依存関係のオンデマンドダウンロードをサポート
- 7.xから4.xまでのすべてのExt JSフレームワークバージョンをサポート
- Windows、macOS(M1/M2を含む)、Linux のすべての主要プラットフォームをサポート
- Sencha Architectの数多くの品質強化
- パフォーマンスの向上
- ArchitectでSencha Themerによって生成されたテーマのインポートサポート
- macOS向け拡張メニューオプションのサポート
詳細については、Sencha Architect 4.3.4のリリース情報と変更ログを参照してください。
IDEプラグイン
- Sencha Eclipseプラグイン、Sencha JetBrainsプラグイン、Sencha Visual Studio Codeプラグインにより、最新のIDEと最新のExt JSバージョンをサポート
- 数多くの品質向上
詳細については、IDEプラグインドキュメントを参照してください。
ExtGenとSencha Cmd
- CMDにおけるクロージャコンパイラの改善とオープンツール/NPMの改善
- Senchaリポジトリの独自のコピーを作成する手順については、強化されたCI/Opentoolsドキュメントを参照(継続的な認証を必要とすることなく、すべてのSenchaノードパッケージをリポジトリからダウンロードしてローカルに保存する方法を解説)
- ExtJS 7.7 をサポートするために ExtGen と Sencha Cmdをアップデート
バージョンサポート
Sencha Upgrade Advisor、Sencha Architect、IDEプラグイン、Sencha Themerでも、Ext JS 7.7 のサポートを提供しています。サポートポータルにアクセスして、最新バージョンをダウンロードしてください。
Ext JS 7.7をお試しください
Senchaチームは、すべての分野において開発者コミュニティの皆さんによりよいサービスを提供するべく取り組んでいます。ぜひ、最新のExt JS 7.7をお試しください。
- Ext JS 7.7 30日間無料トライアル版をダウンロードl
- Getting Started Guideを参照する
- Resource Centerを確認する
- KitchenSinkサンプルを確認する
アップデートについては、Twitter や Youtube チャンネル (日本語はこちら:Twitter、Youtubeチャンネル)をご覧ください。ぜひ、新バージョンでよりよいアプリの開発に取り組んでください。
7.7にアップグレードするには
無料のExt JS Upgrade Adviserツールを用いれば、最新のExt JSバージョンに移行する際に必要となるコード修正箇所を容易に特定することができます。ぜひ、お試しください。
Sencha Discord サーバーに参加する
Senchaコミュニティへの参加を検討している方は、数多くのExt JS エキスパートによるアドバイスやナレッジの共有が可能なSencha Discord Serverにご参加ください。参加は無料。ぜひ、コミュニティメンバーに加わってください。
- Sencha MVPが参加
- Senchaの開発者が数多く参加
- Sencha製品に関する理解、啓蒙を促進
- コミュニティへの参加、貢献が可能
- その他数多くのメリットが…
Senchaチームは、GWT (旧 Google Web Toolkit) コンパイラを使用してWebアプリケーション開発を行う包括的なSencha Javaフレームワーク「GXT」のバージョン4.2をリリースしました。GXTを用いれば、Javaコードをコンパイルすることで、高度に最適化されたクロスプラットフォームHTML5アプリケーションを構築できます。
Ext JS開発を効率化し、生産性を加速する革新的なローコードエディター「Rapid Ext JS」の正式リリース「バージョン 1.0」の提供を開始しました。Sencha Ext JSを利用している開発者は、開発プロセスを効率化し、スムーズかつスピーディにWeb開発を推進できます。この記事では、Rapid Ext JSがExt JS開発プロジェクトの効率化にどのように貢献するのか、その主要な機能とともに紹介します。
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