Sencha Cmdを使ってExt JSアプリを最適化
Sencha Cmdは、Sencha Ext JSおよびSencha Touchアプリケーションの構築や、ExtReactアプリケーションを最適化するための基本機能を提供します。Sencha Cmdには、スキャフォールディング、コードの最小化、プロダクションビルドの生成など、Senchaプロジェクトのライフサイクル管理のためのフル機能が用意されています。
Sencha Cmdは、Sencha Ext JSアプリ開発サイクルに関連する多くのタスクを自動化します。コード生成からネイティブパッケージングまで、幅広いコマンドラインオプションは拡張を続けています。スタンドアロンツールとして利用できるほか、コマンドライン構文やAnt統合もサポート。エンタープライズビルド環境とシームレスな統合が可能で、開発者の生産性向上とアプリケーションパフォーマンスの向上を実現します。
プログレッシブWebアプリ
Sencha Cmdを用いれば、プログレッシブWebアプリ向けのモダンなWeb技術を用いて、ネイティブアプリライクなアプリケーションを作成できます。「progressive」設定により 、Sencha Cmd はブラウザ経由でホーム画面に登録できるモバイルアプリを生成可能。より単純化されたインストールが可能となります。Sencha Cmdは、サービスワーカーベースのキャッシングが利用でき、モバイルアプリでオフラインモードを容易に有効にできます。
動的パッケージ管理システム
Sencha Cmdは、複数アプリケーション間でのフレームワークコード、パッケージ、カスタムコードの共有を支援する、ワークスペースおよびパッケージ管理システムを提供します。Sencha Package Repositoryに登録されたパッケージやSenchaコミュニティで作成された他のパッケージを、容易に統合可能。動的パッケージロードにより、大規模アプリケーションでも、迅速なパッケージのロードが可能になります。
スキャフォールド、コード生成、トラブルシューティング
コード生成機能を用いれば、アプリケーション全体のスキャフォールドが可能で、新たにMVCやMVVMコンポーネントを使ったアプリケーションに拡張できます。コード生成フックは、特定のページに対しても、ワークスペース内の複数のページにまたがって共有されるものでも可能です。Sencha Cmdは、ローカルホストでファイルを提供する軽量のWebサーバー機能も提供します。これは、ローカル環境にWebサーバーがインストールされていない場合に有効です。堅牢なロギング機能は、トラブルシューティングに役立ちます。
JSコンパイラ、アプリケーションチューニング、イメージスプライト
Sencha Cmdには、Senchaフレームワークのセマンティックスを理解したフレームワーク対応JavaScriptコンパイラが含まれています。このコンパイラは、多くのハイレベルなセマンティックスを最適化し、最小フットプリントのビルドを生成。アプリケーションのロード時間を削減します。イメージスプライト機能を使用すれば、CSS3の機能(border-radius、linear-gradientsなど)を古いブラウザ向けにスプライトに変換できます。これを用いれば、ECMAScript 2015(ES6)の先進機能を用いて開発しても、必要に応じてSencha Cmdがコードを変換してくれます。
ネイティブパッケージング
Sencha Cmdは、PhoneGap / Cordova統合を経由したネイティブパッケージングをサポートしています。これにより、アプリストア経由でのアプリパッケージの配布が可能。PhoneGapビルドは、Sencha Cmd内から作成することができるので、単一コマンドによって複数のプラットフォーム向けのアプリをパッケージングできます。
サポート・サブスクリプション
最新バージョン: Cmd 6.6
関連情報
新機能ガイド(英語)
Cmd & Ext JS ガイド(英語)
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サポートプラットフォーム
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