Sencha Architect 4.3.6リリース
Sencha

Sencha Architect 4.3.6リリース

2024-08-22 1116 Views
表示

Senchaチームは、Sencha Architect バージョン4.3.6の提供開始を発表します。この新バージョンでは、4.3.5リリースをベースとして、Ext JS 7.8での品質強化を受け、Classicツールキット向けの新機能Froalaサポートが追加されたほか、シームレスなインストール、容易なアップグレードプロセス、さらなる品質向上が図られています。

Architect 4.3.6のハイライト

Sencha Architectの強化ポイント:

Sencha Architectは、デスクトップおよびモバイルデバイス向けのクロスプラットフォーム HTML5アプリケーションを開発するための、究極のビジュアルアプリケーションビルダーです。このリリースには、以下が含まれます。

  • すべてのプラットフォームでシームレスなインストールをサポートするように強化。詳細は、ステップバイステップ インストールガイドを参照
  • 7.8以降のClassicツールキットにおけるFroalaコンポーネントサポート
  • アプリケーションとコンポーネントのスタイルを素早く設定できるテーマタブをサポート
  • アプリケーションアップグレード機能を強化。ユーザーがアプリケーションを最新のExt JSバージョンにシームレスに更新可能に
  • Sencha Architectが、最新のLTS Java 17/21、Node 20バージョンで構築されたExt JS アプリをサポート
  • Windows、macOS、Linuxのすべての主要プラットフォームをサポート

詳細は、 Sencha Architectのリリースノートを参照してください。

Froalaエディターサポートを従来のModernからClassicにも拡張

Froalaは、JavaScriptで記述され、アプリケーションのリッチテキスト編集機能を可能にする軽量のWYSIWYG HTMLエディターです。今回、Froalaがサポートするすべての主要なWebブラウザで、Classicツールキットによってこの機能を利用できるようになりました。

最もスマートで機能豊富な編集機能を使用して、アプリケーションコードを編集できます。

Ext.define(SenchaApp.view.froalaeditor.Editor', {
    extend: 'Ext.form.Panel',
    requires: ['Ext.froala.EditorField'],

    xtype: 'froala-editor',
    title: 'Ext.froala.EditorField inside a form panel',
    layout: 'fit',
    scrollable: 'y',
    frame: true,
    width: '100%',
    bodyPadding: 10,

    bbar: ['->', {
        text: 'GETVALUES()',
        formBind: true,
        handler: function(button) {
            var form = button.up('form');

            Ext.Msg.alert('getValues()', Ext.JSON.encode(form.getValues()));
        }
    }],
    items: [{
        xtype: 'froalaeditorfield',
        allowBlank: false,
        minHeight: 400,
        // The "editor" config is for native Froala configuration
        editor: {
            autofocus: true,
            fontSize: ['10', '12', '16', '24'],
            quickInsertEnabled: false
        },
        name: 'html',
        margin: 20,
        value: 'Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipisicing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua. Ut enim ad minim veniam, quis nostrud exercitation ullamco laboris nisi ut aliquip ex ea commodo consequat. Duis aute irure dolor in reprehenderit in voluptate velit esse cillum dolore eu fugiat nulla pariatur. Excepteur sint occaecat cupidatat non proident, sunt in culpa qui officia deserunt mollit anim id est laborum.'
    }
    ]
});

Classicツールキットのサンプルを表示

  • Sencha Enterpriseのユーザーには、Froalaコンポーネントを使用するためのFroala Enterprise 12ヶ月間無料ライセンスが提供されます。Froalaアクティベーションキーの詳細については、こちらのドキュメントを参照ください。

バージョンサポート

Sencha Architectは Ext JS 7.8のサポートを提供しています。サポートポータルにアクセスして最新バージョンをダウンロードしてください。

Sencha Architectのドキュメントをご確認ください

Senchaチームは、すべての分野において開発者コミュニティの皆さんによりよいサービスを提供するべく取り組んでいます。Ext JS 7.xをサポートする最新のSencha Architectを、ぜひお試しください。

アップデートについては、X(旧Twitter) や Youtube チャンネル (日本語はこちら:X(旧Twitter)Youtubeチャンネル)をご覧ください。ぜひ、新バージョンでよりよいアプリの開発に取り組んでください。

Sencha Discord サーバーに参加する

Senchaコミュニティへの参加を検討している方は、数多くのExt JS エキスパートによるアドバイスやナレッジの共有が可能なSencha Discord Serverにご参加ください。参加は無料。ぜひ、コミュニティメンバーに加わってください。

  • Sencha MVPが参加
  • Senchaの開発者が数多く参加
  • Sencha製品に関する理解、啓蒙を促進
  • コミュニティへの参加、貢献が可能
  • その他数多くのメリットが…
表示
Ext JS開発を今すぐ始めよう

140以上のコンポーネントと強力なツールでWebアプリを10倍速く構築

最新記事
GXT 4.2リリース
GXT 4.2リリース

Senchaチームは、GWT (旧 Google Web Toolkit) コンパイラを使用してWebアプリケーション開発を行う包括的なSencha Javaフレームワーク「GXT」のバージョン4.2をリリースしました。GXTを用いれば、Javaコードをコンパイルすることで、高度に最適化されたクロスプラットフォームHTML5アプリケーションを構築できます。

Rapid Ext JSの提供を開始 - Ext JSアプリケーション開発のためのローコードエディター
Rapid Ext JSの提供を開始 - Ext JSアプリケーション開発のためのローコードエディター

Ext JS開発を効率化し、生産性を加速する革新的なローコードエディター「Rapid Ext JS」の正式リリース「バージョン 1.0」の提供を開始しました。Sencha Ext JSを利用している開発者は、開発プロセスを効率化し、スムーズかつスピーディにWeb開発を推進できます。この記事では、Rapid Ext JSがExt JS開発プロジェクトの効率化にどのように貢献するのか、その主要な機能とともに紹介します。

Sencha 2024/2025ロードマップ
Sencha 2024/2025ロードマップ

このブログ記事では、近い将来に計画しているSencha製品のリリースについての詳細を説明します。Sencha チームでは、日々お客様と対話を続けており、皆さんのフィードバックが、製品全体の方向性の決定に大きな役割を果たしています。ロードマップアップデートの詳細を説明する前に、ここ数ヶ月で提供した内容についてまとめておきたいと思います。

その他の記事

おすすめ記事

GXT 4.2リリース

Senchaチームは、GWT (旧 Google Web Toolkit) コンパイラを使用してWebアプリケーション開発を行う包括的なSencha Javaフレームワーク「GXT」のバージョン4.2をリリースしました。GXTを用いれば、Javaコードをコンパイルすることで、高度に最適化されたクロスプラットフォームHTML5アプリケーションを構築できます。

Rapid Ext JSの提供を開始 – Ext JSアプリケーション開発のためのローコードエディター

Ext JS開発を効率化し、生産性を加速する革新的なローコードエディター「Rapid Ext JS」の正式リリース「バージョン 1.0」の提供を開始しました。Sencha Ext JSを利用している開発者は、開発プロセスを効率化し、スムーズかつスピーディにWeb開発を推進できます。この記事では、Rapid Ext JSがExt JS開発プロジェクトの効率化にどのように貢献するのか、その主要な機能とともに紹介します。

Sencha 2024/2025ロードマップ

このブログ記事では、近い将来に計画しているSencha製品のリリースについての詳細を説明します。Sencha チームでは、日々お客様と対話を続けており、皆さんのフィードバックが、製品全体の方向性の決定に大きな役割を果たしています。ロードマップアップデートの詳細を説明する前に、ここ数ヶ月で提供した内容についてまとめておきたいと思います。

Rapid Ext JS: エンタープライズ ローコード開発ツール

企業がどのように複雑なアプリを素早く構築しているのか、不思議に思ったことはありませんか? 今日のテクノロジー業界において、アプリケーションを素早く作成してリリースしたいという要求が重要になっています。そこで「ローコード開発」です。ローコード開発は、企業のソフトウェア開発の手法を変革します。そして、「Rapid Ext JS」が、開発者の作業を容易にします。

Ext JS ClassicとModern ツールキットの違いを理解する

Ext JSは、強力なWebアプリケーション/モバイルアプリケーションを構築するためのJavaScriptフレームワークです。フレームワークには、140を超える高性能でフルテスト済のカスタマイズ可能な UIウィジェット/コンポーネントが搭載されています。さらに、すべての最新ブラウザに対応し、クロスプラットフォーム開発をサポートしています。Ext JSは、アプリを構築するための2つのツールキット(Classic ToolkitとModern Toolkit)を提供しています。それぞれのツールキットは、異なるユースケースに対応するように設計されており、独自の機能と利点を提供します。

Ext JS 7.8リリース

このたび、Senchaチームは、Sencha Ext JS 7.8のリリースを発表しました。このリリースでは、7.7リリースに続き、Grid、Timefield、Chart、TreePanelなどユーザーの皆さんからの要望に応え、ModernおよびClassicツールキットに数多くの品質強化を行っています。また、Ext JS 7.8には、Classicツールキットの新機能Froalaに加え、CheckBox、Grid、DataViewの改善、Grid、Combo、CheckBox、Chart、Date Field、TreePanel、Storeなどに対する要望の多かった機能、双方のツールキットに対する品質改善が含まれます。

ブログ記事一覧