- Sencha.com—Japanese
Sencha

ホワイトペーパー「共通コンポーネントライブラリ戦略の採用」を公開

2021-09-27 976 Views
表示

Webアプリケーション開発は、アプリケーションの要件によって必要とされる機能が異なり、ベーシックな機能や開発手法は共通化できても、ある程度手間のかかる高度なUIや機能を実装する場合、プロジェクトごとに対応する(場合によって、その部分だけエキスパートの開発者が援用される)といったやり方が多く選択されています。Web開発を効率化するフレームワークやライブラリはいくつも存在しますが、その多くは、特定の機能にフォーカスしたものなので、Webアプリケーション開発のこうした特性のために、標準化して利用されにくい状況にあります。

とはいえ、予算内に収めながら、最小限のリソースで開発工程を短縮するという命題は、どの開発チームにも課せられています。ですから、「Webアプリケーション開発はそういうもの」と割り切っていることもできません。また、これらのフレームワークを使って開発した過去のシステムも、ある程度のライフサイクルを経過してきたことで、メンテナンスにかかる工数も問題化しています。

そこで、より標準化された汎用性のあるWebアプリケーション開発の共通開発基盤を作れないか、それを「コンポーネント」というアプローチで実現できないかを考察してみました。コンポーネントは、すぐに使える、テスト済み、再利用可能、拡張性といったさまざまな特性を持っています。ただ、単にコンポーネント指向の開発を採り入れれば、すべて解決するものでもなく、汎用性を持たせるには、いくつかの配慮が必要です。

今回、「セントラル コンポーネント」と呼ばれるアプローチにより、「共通コンポーネント ライブラリ戦略」を企業の標準的なWeb開発の手法として採用する指針を解説しました。このホワイトペーパーでは、内製化と商用コンポーネントの利用の双方を比較し、メリットとデメリットを解説し、Senchaがどのようにこの戦略の実践に役立つかを示します。

ホワイトペーパーのダウンロードはこちらから

表示
Ext JS開発を今すぐ始めよう

140以上のコンポーネントと強力なツールでWebアプリを10倍速く構築

最新記事
Upgrade Adviserを活用してExt JSアプリを新バージョンへ移行する
Upgrade Adviserを活用してExt JSアプリを新バージョンへ移行する

Ext JSのバージョン 3.x、4.x、5.x、6.xから最新の7.8にアップグレードするのは、大がかりな作業です。レガシーコードをレビューし、非推奨関数の対応、複数のバージョンにわたる互換性の問題への対応などが要求されるため、開発チームは相応の時間と労力を必要とします。

現代のビジネスアプリケーションにおけるJavaScriptグリッドのユースケーストップ3
現代のビジネスアプリケーションにおけるJavaScriptグリッドのユースケーストップ3

近年、さまざまな業界でグリッドの使用が著しい増加傾向にあります。これは、より大きなデータセットの処理と分析の必要性が増していることに起因します。金融、ヘルスケア、物流などの分野では、データを正確に操作する必要性が高まっています。これらの業界では、意思決定にスピードと正確性が求めらます。そうしたプロセスを強化するために JavaScriptグリッドが必要とされているのです。

GXT 4.2リリース
GXT 4.2リリース

Senchaチームは、GWT (旧 Google Web Toolkit) コンパイラを使用してWebアプリケーション開発を行う包括的なSencha Javaフレームワーク「GXT」のバージョン4.2をリリースしました。GXTを用いれば、Javaコードをコンパイルすることで、高度に最適化されたクロスプラットフォームHTML5アプリケーションを構築できます。

その他の記事

おすすめ記事

Upgrade Adviserを活用してExt JSアプリを新バージョンへ移行する

Ext JSのバージョン 3.x、4.x、5.x、6.xから最新の7.8にアップグレードするのは、大がかりな作業です。レガシーコードをレビューし、非推奨関数の対応、複数のバージョンにわたる互換性の問題への対応などが要求されるため、開発チームは相応の時間と労力を必要とします。

現代のビジネスアプリケーションにおけるJavaScriptグリッドのユースケーストップ3

近年、さまざまな業界でグリッドの使用が著しい増加傾向にあります。これは、より大きなデータセットの処理と分析の必要性が増していることに起因します。金融、ヘルスケア、物流などの分野では、データを正確に操作する必要性が高まっています。これらの業界では、意思決定にスピードと正確性が求めらます。そうしたプロセスを強化するために JavaScriptグリッドが必要とされているのです。

Sencha Architect 4.3.6リリース

Senchaチームは、Sencha Architect バージョン4.3.6の提供開始を発表します。この新バージョンでは、4.3.5リリースをベースとして、Ext JS 7.8での品質強化を受け、Classicツールキット向けの新機能Froalaサポートが追加されたほか、シームレスなインストール、容易なアップグレードプロセス、さらなる品質向上が図られています。

Sencha 2024/2025ロードマップ

このブログ記事では、近い将来に計画しているSencha製品のリリースについての詳細を説明します。Sencha チームでは、日々お客様と対話を続けており、皆さんのフィードバックが、製品全体の方向性の決定に大きな役割を果たしています。ロードマップアップデートの詳細を説明する前に、ここ数ヶ月で提供した内容についてまとめておきたいと思います。

Rapid Ext JS: エンタープライズ ローコード開発ツール

企業がどのように複雑なアプリを素早く構築しているのか、不思議に思ったことはありませんか? 今日のテクノロジー業界において、アプリケーションを素早く作成してリリースしたいという要求が重要になっています。そこで「ローコード開発」です。ローコード開発は、企業のソフトウェア開発の手法を変革します。そして、「Rapid Ext JS」が、開発者の作業を容易にします。

Ext JS ClassicとModern ツールキットの違いを理解する

Ext JSは、強力なWebアプリケーション/モバイルアプリケーションを構築するためのJavaScriptフレームワークです。フレームワークには、140を超える高性能でフルテスト済のカスタマイズ可能な UIウィジェット/コンポーネントが搭載されています。さらに、すべての最新ブラウザに対応し、クロスプラットフォーム開発をサポートしています。Ext JSは、アプリを構築するための2つのツールキット(Classic ToolkitとModern Toolkit)を提供しています。それぞれのツールキットは、異なるユースケースに対応するように設計されており、独自の機能と利点を提供します。

ブログ記事一覧