ホワイトペーパー「共通コンポーネントライブラリ戦略の採用」を公開
Webアプリケーション開発は、アプリケーションの要件によって必要とされる機能が異なり、ベーシックな機能や開発手法は共通化できても、ある程度手間のかかる高度なUIや機能を実装する場合、プロジェクトごとに対応する(場合によって、その部分だけエキスパートの開発者が援用される)といったやり方が多く選択されています。Web開発を効率化するフレームワークやライブラリはいくつも存在しますが、その多くは、特定の機能にフォーカスしたものなので、Webアプリケーション開発のこうした特性のために、標準化して利用されにくい状況にあります。
とはいえ、予算内に収めながら、最小限のリソースで開発工程を短縮するという命題は、どの開発チームにも課せられています。ですから、「Webアプリケーション開発はそういうもの」と割り切っていることもできません。また、これらのフレームワークを使って開発した過去のシステムも、ある程度のライフサイクルを経過してきたことで、メンテナンスにかかる工数も問題化しています。
そこで、より標準化された汎用性のあるWebアプリケーション開発の共通開発基盤を作れないか、それを「コンポーネント」というアプローチで実現できないかを考察してみました。コンポーネントは、すぐに使える、テスト済み、再利用可能、拡張性といったさまざまな特性を持っています。ただ、単にコンポーネント指向の開発を採り入れれば、すべて解決するものでもなく、汎用性を持たせるには、いくつかの配慮が必要です。
今回、「セントラル コンポーネント」と呼ばれるアプローチにより、「共通コンポーネント ライブラリ戦略」を企業の標準的なWeb開発の手法として採用する指針を解説しました。このホワイトペーパーでは、内製化と商用コンポーネントの利用の双方を比較し、メリットとデメリットを解説し、Senchaがどのようにこの戦略の実践に役立つかを示します。
Senchaチームは、GWT (旧 Google Web Toolkit) コンパイラを使用してWebアプリケーション開発を行う包括的なSencha Javaフレームワーク「GXT」のバージョン4.2をリリースしました。GXTを用いれば、Javaコードをコンパイルすることで、高度に最適化されたクロスプラットフォームHTML5アプリケーションを構築できます。
Ext JS開発を効率化し、生産性を加速する革新的なローコードエディター「Rapid Ext JS」の正式リリース「バージョン 1.0」の提供を開始しました。Sencha Ext JSを利用している開発者は、開発プロセスを効率化し、スムーズかつスピーディにWeb開発を推進できます。この記事では、Rapid Ext JSがExt JS開発プロジェクトの効率化にどのように貢献するのか、その主要な機能とともに紹介します。
Senchaチームは、Sencha Architect バージョン4.3.6の提供開始を発表します。この新バージョンでは、4.3.5リリースをベースとして、Ext JS 7.8での品質強化を受け、Classicツールキット向けの新機能Froalaサポートが追加されたほか、シームレスなインストール、容易なアップグレードプロセス、さらなる品質向上が図られています。