- Sencha.com—Japanese
Sencha

Ext JS Upgrade Adviser 提供開始のお知らせ

2019-06-12 3301 Views
表示

Ext JS Upgrade Adviser 1.0 リリース

Ext JS Upgrade Adviser 1.0 が利用可能となったことをお知らせします。 Ext JS Upgrade Adviserは、Ext JS 4.xおよび5.xアプリケーションをスキャンし、最新のExt JSバージョン(6.x)にアップグレードする前に対処すべきソースコード内の問題点を検出しレポートします。Ext JS Upgrade Adviser では以下の機能が提供されます。

  • Ext JS ESLint PluginはExt JSアプリケーションに対してコマンドラインから実行したり、Visual Studio CodeなどのIDEに統合する形で利用可能
  • Ext JS ESLint Plugin ESlintルールにより Ext JS 6.x で削除、プライベート、非推奨となったメソッド、設定、プロパティを検知可能
  • Ext JS ESLint Pluginは検知された問題箇所を自動的に修正するためのオプションを提供
  • Ext JS 4.x および 5.x アプリケーションに対するスキャンの結果や影響を受けるソースコードをビジュアルに確認するためのデスクトップアプリケーションを提供
  • Classic と Modern の両方のツールキットをサポート

 

Ext JS 6.xにアップグレードするメリット

Ext JS 6.xでは、デスクトップ、タブレット、スマートフォンなどをターゲットとしたユニバーサルアプリケーションを単一コードベースで構築できます。Ext JS 6.xは、Pivod Grid、Calendar、D3、強化されたエクスポーターなど新しいコンポーネントをサポートしています。これらの新しいコンポーネントに加えて、row bodyウィジェットを含むGridの強化、コア機能と新しいグラファイトアクセシブルテーマに関するARIA機能によるアクセシビリティの改善も含まれています。Ext JS 6.xを用いれば、Ext JS npmパッケージやExtGen、ExtBuildといった新しいオープンツールにアクセスすることもできます。

Ext JS Upgrade Adviser を試用するには

表示
Ext JS開発を今すぐ始めよう

140以上のコンポーネントと強力なツールでWebアプリを10倍速く構築

おすすめ記事

Ext JSデータグリッドのカスタマイズ: セル、レンダラー、エディター

Ext JSのデータグリッドは、エンタープライズアプリケーションで利用可能な、最も機能豊富で強力なJavaScriptグリッドコンポーネントの一つとして広く認知されています。データ集約型のユーザーインターフェイスを構築する開発者にとって、グリッドセル、レンダラー(ハンドラー)、エディターのカスタマイズ方法をしっかりと理解することは不可欠です。

Upgrade AdviserでExt JSアプリのアップグレードを効率化

Ext JSを用いて構築された大規模アプリケーションのアップグレードは、開発チームにとって大きな課題となり得ます。この記事では、Ext JSアプリケーションを最新の状態に維持していくべき理由、アップグレードプロセスにおける一般的な障害、そしてリスクを最小限に抑え、貴重な開発時間を節約するための重要なツール「Ext JS Upgrade Adviser」について解説します。

Rapid Ext JS 1.1.1の新機能

Senchaチームは、開発をスピードアップし、メンテナンス性の向上、優れたユーザーエクスペリエンスの構築を容易にするSencha Rapid Ext JSの新リリース「Rapid Ext JS 1.1.1」を発表しました。

Ext JS 7.9 と Rapid Ext JS 1.1 をリリース

Senchaチームは、開発をスピードアップし、メンテナンス性の向上、優れたユーザーエクスペリエンスの構築を容易にするSencha Ext JSの最新バージョンExt JS 7.9とRapid Ext JS 1.1を発表しました。

Upgrade Adviserを活用してExt JSアプリを新バージョンへ移行する

Ext JSのバージョン 3.x、4.x、5.x、6.xから最新の7.8にアップグレードするのは、大がかりな作業です。レガシーコードをレビューし、非推奨関数の対応、複数のバージョンにわたる互換性の問題への対応などが要求されるため、開発チームは相応の時間と労力を必要とします。

現代のビジネスアプリケーションにおけるJavaScriptグリッドのユースケーストップ3

近年、さまざまな業界でグリッドの使用が著しい増加傾向にあります。これは、より大きなデータセットの処理と分析の必要性が増していることに起因します。金融、ヘルスケア、物流などの分野では、データを正確に操作する必要性が高まっています。これらの業界では、意思決定にスピードと正確性が求めらます。そうしたプロセスを強化するために JavaScriptグリッドが必要とされているのです。

ブログ記事一覧